ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

もつれて最終局

7月31日、恒例のアベマトーナメントが行われた。

稲葉チーム対斎藤チーム。

6人の中に1人ないし2人の振り飛車の可能性がある棋士がいると俄然、観る気が湧いてくるものだ。今回は久保9段と都成7段だった。

試合のほうは一時、稲葉チームが4勝1敗とリードし、そのまま早めに終わるかと思いきやそこから斎藤チームが3つ返して最終局(第9局)を迎えた。この対局が先手・都成7段vs後手・久保9段だった。

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後手の4間飛車で始まり途中図は86手目後手が64桂と打ったところである。対抗型というのに互いの玉の囲いが金無双である。ここから金無双を攻略するのに4枚の桂が盤上に乱舞する派手な展開となり見ていてどちらが勝ちそうなのか分からない終盤戦となったが146手で後手が勝利した。

今回の詰将棋:19手詰

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