ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

叡王戦本戦に久保九段登場

10月31日pm3時より始まった将棋は久保利明9段の後手番となった。相手は及川拓馬6段。26歩、34歩、76歩に42飛車と振った。いわゆる角換わり四間飛車となった。解説に藤井猛9段に出演してほしいところだが、振り飛車党の杉本8段だったので申し分ない。序盤後手の33桂が負担になるかどうかが1局の命運を分けるように感じた。その後45桂と跳ねたがこれに対して先手がどうとがめるか、それに後手がどう応じるか難しい応酬が続いた。しかし、この桂は終盤まで残り寄せに一役勝った。そのほか56飛から26飛など久保さんらしい軽快な捌きがみられ、後手が98手で勝利した。

今回の詰将棋は21手詰。

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