19日の午前中は朝日杯の待ちに待ちたる菅井7段の登場だ。相手は藤井7段。この将棋は昨日に劣らず大熱戦だったが菅井7段は負けた。
とたんに興味の対象は女流名人戦第1局に集中した。
それにしても、朝日杯(金土日)は3日間で延べ9局の対戦がおこなわれたが振り飛車になったのは菅井7段の対局のみ。プロ棋士の振り飛車嫌いが本日の菅井さんの敗戦以上に輪をかけて極めて残念至極なり。
上記途中図は先手挑戦者の谷口さんが81手目に66金と角にあてたところである。1筋に手がついていて、他の攻め駒が急所にきており後手が指しやすい感じである。このあと、後手は66角と指し同飛に17歩成がやはりきびしくほどなくして先手投了した。
第2局は1月26日に出雲市で行われる。