9月30日にSUNTORYオールスター関西予選Bブロックが行われた。
朝9時スタートの対局のうち相振り飛車となった一局である。
先手・宮本広志5段vs後手・船江恒平6段の一戦。
船江さんは居飛車党だがまれにこのように相振り飛車だけは指す。
師匠の井上9段もそのような傾向だが稲葉8段だけは違うようだ。
図は先手が23歩から47手目22角と打ち込んだところである。この手で先手が指しやすくなったようだ。後手も15角と攻防の角を打ったが進展した手順のなかで45歩と35歩からの銀の取り合いも先手に功を奏した。以下、73手で宮本5段が勝利。
この日、白玲戦第4局があったが先手の里見さんが私の嫌いな序盤の指し方で一気に見る気も失せてしまった。結果は西山さんの勝ちで本当によかった。
今回の詰将棋:23手詰