7月23日の第33期竜王戦本戦トーナメントより、先手・久保利明9段(1組3位)vs後手・佐々木勇気7段(2組優勝)の一戦がおこなわれた。
先手・久保9段の四間飛車で始まった。途中図は昼食休憩にはいった局面(37手目先手38金と指したところ)
次の途中図は夕食休憩にはいった局面(71手目先手34歩の局面)
この後、本譜は3筋で互いの守り駒のはがし合いの応酬がとても印象に残る一局となる。とくに主役は小駒でとりわけ桂の活用が興味深かった。111手で久保9段の勝利。タイトル挑戦の可能性に残ってくれて素直にうれしい。
今回の詰将棋:15手詰