現役の頃は4間飛車飛車の大家で鳴らした山口千嶺8段。当然、相振り飛車の実戦例も多い。途中図は駒組の頂点で、端歩の突き捨てから本格的な戦いになることが多い。先手が良くある端に角桂を切って攻め込む指し方が功を奏する。最後は3手一組のような必至が決まる。
▲76飛 ▽15歩 ▲同歩 ▽16歩 ▲95歩 ▽15香 ▲18歩 ▽95歩 ▲74歩 ▽同歩
▲85桂 ▽43銀 ▲93歩 ▽同香 ▲64歩 ▽同歩 ▲93桂成▽同銀 ▲同角成 ▽同桂
▲74飛 ▽73歩 ▲94飛 ▽66角 ▲68香 ▽82桂 ▲66香 ▽94桂 ▲67角 ▽26歩
▲45銀 ▽27歩成 ▲同銀 ▽45桂 ▲同角 ▽54歩 ▲56桂 ▽55銀 ▲34角 ▽同銀
▲64香 ▽69飛 ▲92飛 ▽81玉 ▲93飛成▽28歩 ▲49金 ▽64銀 ▲84桂 ▽同歩
▲83銀 まで105手で先手の勝ち。