2022-12-05

香川愛生女流４段

第１６期マイナビ女子オープン本戦の一つが１２月１日に行われた。

千葉涼子女流４段ｖｓ香川愛生女流４段の一戦。

先手が左美濃で後手が中飛車穴熊の対抗型となった。

　図は９４手目先手の千葉さんが６１成銀と指したところで、続いて後手の香川さんは６９飛成から６７飛と打って寄せに入り１２０手で勝った。

さて、話しは変わるが香川さんのネット配信のことだ。

YouTubeの「将棋ウォーズ」実況では彼女の配信をよく観る。

配信回数が他者と比べて多いから自然とそうなる。今年の夏には１００勝チャレンジをしてみたりかなり精力的である。彼女は振り飛車党だがフアンサービスを考えてか居飛車もたまに指す。全体から見て7対３の割合で振ってくれる。アマは振り飛車党が多いから必然的に相振り飛車も多くなる。これがたまらなく気に入っている。

末永く活躍されることを祈っている。

今回の詰将棋：１１手詰

2022-12-03

振り飛車年鑑

　マイナビの将棋情報局によると「令和4年版　振り飛車年鑑　２０２２」が12月22日に発売されるそうだ。

　昨年、初めて「振り飛車年鑑」が出版されたときは一過性で終わってほしくない。令和3年版と銘打っているから毎年発行されるに違いないと期待を抱いていた矢先、この朗報だ。

　昨年に続き2冊は入手したい。ひとつは棋譜並べをしながら書き込み用でもうひとつは永久保存版だ。

このクリスマスプレゼントのようなものは実に待ち遠しい。

今回の詰将棋：１９手詰

2022-12-01

驚いた！

11月29日に行われた１６期マイナビ本戦でのことだ。

脇田菜々子女流初段ｖｓ加藤桃子女流３段の一戦。

なんと加藤さんが３間飛車を指した。

彼女は渡部愛女流３段と共に公式戦で振り飛車を指すことはまずないと思っていた。

人生何が起こるか分からないなというのが率直な感想だ。

でも、里見香奈さんが中飛車を目指しながら直ちに、いきなり戻ってしまったりする時代だからさほど驚くべきことではないのかもしれない。

なぜか混沌とした世界情勢を思わせる感じがしないでもない。

今回の詰将棋：２９手詰

2022-12-01

詰将棋の解答（11月ブログ分）

１１月１日分：９４角　７１玉　８２銀　同玉　７４桂　同金　８３桂成　９１玉　

９２香　８１玉　７２角　７１玉　８２桂成　同玉　８３角上成　７１玉　６３桂　

同金　６１角成　８１玉　６２馬引く　まで２１手詰

１１月２日分：８２金　同銀　６２桂成　同金　６３銀　同玉　５３金　同玉　４４角　６３玉　６２角成　同玉　５２金　６３玉　６１龍　まで１５手詰

2022-11-02

「倉敷藤花戦」始まる

　第３０期倉敷藤花戦３番勝負が１１月２日開幕した。

先手西山女王の3間飛車に後手里見倉敷藤花の同じく3間飛車で始まる。

先の女流王将戦ではこの二人が3局を戦い、西山さんがタイトル獲得したのは周知のとおりである。この3局とも里見さんが居飛車を指していた。振り飛車フアンとしては「あら、まあ」という感じだった。それをうけて今回は戦型が注目されたが相振り飛車に落ち着いた。やはり、この二人なら「相振り飛車」がよく似合うところである。

さて、下図は昼食休憩の途中図で先手65手目９７角と指したところである。