開始時より、ネットで観戦していた。
やってくれましたね。後手番の渡辺棋王の作戦はごきげん中飛車。
先手番、三浦九段の58金右から24歩突きの超急戦を後手としても回避して穏やかに指す手段もあったが、堂々と受けて立ちました。この超急戦は互いに玉の囲いが中途半端なために、一手一手に非常に神経を使う戦いを強いられる。それでも、振り飛車側は遠く遠く(82玉だが)玉を囲って、渡辺棋王得意の細かく攻めをつなぐ展開に持ち込んで78手でこの対局を制した。
3連投してとりあえず結果が出て、振り飛車フアンとしてはほっとしています。2月27,28日に開催される王将戦第5局で先手番の渡辺王将が飛車を振ってくれたら、振り飛車党変身への本物かもしれないが、そこまで期待しない方がよいかもしれない。オールラウンドプレイヤーになって、然るべき成績をあげることができるようになったそのときこそ、新たな渡辺時代が到来するかもしれない。
本日の詰将棋:25手詰