ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

指し将棋の効用

 指し将棋のためにと始めた詰将棋もいつしかその立場が逆転してしまった。

私のような本格的に詰将棋の世界にいる人間が指し将棋も楽しんでいるというのはむしろ珍しい部類に属する。九G(九州詰将棋グループ)の会合でも10人ほど集まるが指し将棋に少しでも興味を持つのは私を含めて2人ぐらいしかいない。

 

 詰将棋のために指し将棋をどのように活用しているかの話しになる。

たまに将棋を指すのは別として多くは棋譜並べをよくする。

それも好きな戦法でないと意欲も起こらないし、私にとって意味がない。

振り飛車と対抗型の振り飛車の勝局譜がメインである。

棋譜の展開を確認するというよりは自分が何かを感じるかがとても重要になる。

一つの素材になる場面さえ見つけることができれば詰将棋の創作に着手することができる。このように指し将棋はあくまでイメージ喚起装置として利用していることが多いのです。

今回の詰将棋:13手詰