9月3日に、白玲戦第2局が行われた。
先手・西山白玲のいきなり3間飛車に対して、後手は角交換を受けての向い飛車となった。囲いは先手が2筋を厚く金銀で守るのに対して、後手はいわゆる「里見金無双」の布陣で対応した。図は先手が55手目に56銀と角当りにでた局面で昼食休憩となった。
後手の48手目45角に対して先手は49角と対応したが後手の角の方が攻めの主導権を握っているように感じた。先手も63手目ふわっと85飛と浮いて攻めの糸口をつかむなど互いに見ごたえのある攻防が続いたがこの熱戦も126手で後手が制した。里見さんの76手目28歩や100手目63玉とかわした手が特に印象に残った。
来週9月10日には第3局があるが西山さんにはなんとか一番いれてほしいものである。どちらに肩入れするわけでもなく私は7局の相振り飛車が見たいだけである。
今回の詰将棋:19手詰