ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

偽りの看板

5月14日はAbemaトーナメントの予選Bリーグ2回戦が行われた。

糸谷チーム(糸谷哲郎8段、黒沢怜生6段、西田拓也5段)

菅井チーム(菅井竜也8段、久保利明9段、佐藤和俊7段)

私にとって贔屓の菅井チームの登場だ。

この対戦、6人のうち5人が振り飛車党である。

全局、振り飛車戦になることは分かっているが相振りが何局登場するかも期待した。

ふたを開けてみたら勝敗結果は5勝3敗で糸谷チームの勝ち。

先週に引き続き黒沢6段と西田5段の活躍は素晴らしかった。

相振りは一局のみで残りは対抗型になったものの菅井チームの作戦には大いに不満が残る。

それは全8局のうち5局は居飛車を指していたことだ。

これではキャッチフレーズ「真・振り飛車党」の看板が泣くというものだ。来週は2位通過をかけて斎藤チームと対戦する。

振り飛車党でチーム編成をした以上はそれらしいことをやってくれと言っておきたい。

 

今回の詰将棋:13手詰