ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

中盤のねじり合い

第33期女流王位戦第2局が5月11日札幌市で開催された。

先手里見女流王位中飛車、後手西山女流2冠が3間飛車といきなり相振り飛車の戦いとなった。

振り飛車における中飛車は後ほど3間か向かいに飛車を振り直すことが多い。

里見さんは相手が飛車を振ると分かっていながら、なぜ56歩から中飛車を目指すのかと私にとって一つの疑問ではある。おそらく先手として中飛車穴熊などの選択肢を持って指したいのかなと理解している。

さて、将棋はどちらかが決定的に有利になるということもなく中盤の難しい応酬が続いていたが終盤、先手がポイントをあげて161手で寄せ切った。

これで1勝1敗となり5月25日の福岡(飯塚市)での第3局となる。

大盤解説会が実施されるようであれば是非行ってみたいと思っている。

 

今回の詰将棋:25手詰