第5回abemaトーナメントが4月16日に開幕する。
その1週間前の9日にドラフトではなく自力で出場権を獲得する1チーム編成のための対局が行われた。
3つのブロックで進行した各4人による準決勝・決勝戦がおこなわれて3人の出場者が決定した。
折田翔吾4段、黒田堯之5段、冨田誠也4段の3人となる。
対局そのものは全部で9局行われたが振り飛車も多く十分に楽しめた。
相中飛車戦、折田4段のパックマンなどアマの将棋にみられるような将棋もあった。
良いことなのかと問われたら、小難しい居飛車の将棋ばかり見せられるよりは断然よい。将棋の戦法の多様性が表現されたとみたい。
さて、この3人。関西奨励会での修業期間が3人合わせて35年という苦労人の集まりとなった。チームエントリー名に恥じないような活躍を期待したい。
今回の詰将棋:19手詰