2020年度の順位戦(A級からC2まで)がこの3月に終了した。
3月22日にYoutubeでアップされた「戸辺チャンネル」が興味ある内容でよかった。
順位戦で最も指された振り飛車は、また勝った振り飛車は等のデータであった。このような分析は将棋年鑑ですら行っていない。
さて、その内容をおおまかに見てみるとこうなる。
まず、順位戦の総局数が700局ある。
振り飛車が315局(45%)で対抗型300局&相振り15局。
次に最も指された振り飛車は?
① 3間飛車 93局(13%)
② 4間飛車 80局(12%)
③ 中飛車 55局(8%)
④ 角交換振り飛車 45局(7%)
次に最も勝った振り飛車は?
① 3間飛車 46勝
② 4間飛車 34勝
③ ごきげん中飛車 24勝
意外に感じたのは全体に占める振り飛車の割合が思ったより多かったことと相振り飛車が異常に少ないことであった。
この種の分析を女流将棋の全棋戦でしていただけないかと思う。
きっと、振り飛車の割合、とりわけ相振り飛車が多いことだろう。
今回の詰将棋:15手詰