ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

ひねり飛車の変貌

第2期六社戦決勝戦米長邦雄vs加藤博二・昭和44年12月5日)より、下記の途中図を見てほしい。

f:id:stoneriverki:20200518115912p:plain

 

一目、この将棋はスタートから相振り飛車の途中経過と映る。これが実は先手ひねり飛車からこういう風になった。互いの2筋、8筋の歩がせっかくきれていたのに修復されてしまっているので、尚更の感がある。途中図より相振り独特のねじり合いの攻防が続くから将棋は面白いものである。まれに、ひねり飛車は相振りもどきになることがあるので要注意なのだが・・・。

今回の詰将棋:17手詰

f:id:stoneriverki:20200520184313g:plain