11月14日岐阜市で女流王座戦第2局が開催された。現在、8大タイトル戦より女流の番勝負が断然面白い。振り飛車の将棋が観戦できるからだ。この二人はいまや女流のトップ2。いっそ、7番勝負にしてもらいたいぐらいだ。
さて、注目の戦型は後手の西山朋佳・女王が三間飛車に、里見香奈女流王座が居飛車で対抗型となった。先手に飛車成を許した後手はしばらく守りにまわらざるをえなかった。後手の得意の攻めがなかなかまわってこなくて、先手の攻めが切れるかどうかの攻防だったがついに133手で先手が押し切った。これで1勝1敗となりシリーズ的には面白くなったのではないか。
今回の詰将棋は23手詰。