ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

浦野真彦八段、登場

 8月7日叡王戦は8段予選の日だった。この日は4人登場で振り飛車の可能性がある棋士は浦野8段である。詰将棋界では私共が一番身近に感じられる棋士の一人である。午後2時からの開始で対戦相手は行方8段だった。

 この頃の叡王戦ニコニコ動画ばかりでなくアベマTVでも中継が行われている。まずは解説が行われるニコ動をみるがそこを追い出されるときのアベマTVは貴重な中継局となる。まるで保険をかけているようなものだ。

 さて将棋のほうは期待通り浦野8段が四間飛車穴熊にしてくれた。中盤は振り飛車指せるとみていたが96手で行方8段に屈した。なお、解説と聞き手は阿部健治郎7段と塚田恵梨花女流初段だった。

 塚田さんは浦野8段より今秋出版する「5手詰ハンドブックⅢ」のPRを依頼されたとのことで解説の合間に紹介をしていた。それに関連して阿部7段と詰将棋の話題をよくしていた。浦野8段としても敗退したとはいえ解説のそういった賑わいは良かったのではないかと思う(私だって詰将棋の話しがあるとなんとなく嬉しくなるものだ)。

今回の詰将棋は19手詰。

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