28日は子供将棋教室の指導の日だった。
平手で指すときはどんな戦法でやってこようとのびのびと将棋を指してもらうことにしている。駒落ちのときは簡単な定跡を教えることにしている。例えば、6枚落ちの時は端の破り方である。この手合いの子は玉の詰まし方そのものをよく理解していないことが多い。上手の玉が3手詰の状態になってそれを逃したときは局面を止めて「ここは3手で詰むからよく考えてごらん」と指導する。それでも発見できないときは1手詰の状態にして考えさせることにしている。それを発見したときは思い切りほめてあげることだ。我々だって玉を詰ました瞬間は嬉しいものだ。詰将棋作家らしい指導方法だと自分では思っているが如何なものだろう。
今回の詰将棋は23手詰。