標記の長崎県の部が長崎市の三菱記念会館で5月9日(土)に開催された。
午後2時より予定通り、大平武洋五段による解説会が始まる。
九州では長崎県だけが9日(土)開催で、他県は8日(金)に行なわれた。
当初、戦型次第では佐賀県鳥栖市の会場に行く予定であった。やはり臨場感あふれる解説会でなければ、今一つ面白みに欠けるからである。然しながら、振り飛車戦にならなかったので、鳥栖には行かなかった。
さて、長崎市に集まった愛棋家は約20名。丁寧な解説で分かりやすかったものの、聞いた内容は右から左へ流れていっただけのようだ。私は振り飛車党で角換わり腰掛銀のような将棋はこの40年以上、一度も指したことはないからである。
午後3時過ぎより約2時間、4面指しによる指導対局が行なわれた。指導対局終了後、5時半より有志により懇親会がおこなわれ、将棋界の情報などのお話しが聞けて、こちらの方が興味津津で今日一番の収穫であった。
名人戦第4局は5月20日・21日に静岡市で開催されて、その次の第5局が5月28日・29日に福岡市で開催されるが、その前日(5月27日)におこなわれる女流王位戦第3局(飯塚市開催)が私にとってはむしろ楽しみは大きいだろう(振り飛車の可能性が高いから)。