ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

第62期王座戦第1局

 羽生王座に挑戦する豊島七段、注目の第1局が9月4日に大阪で開催されました。
対局場となる「ウエステインホテル大阪」で午後3時より大盤解説会もおこなわれました。
解説する棋士は久保九段、聞き手は室田女流初段です。


上記写真は2時半過ぎに会場に着いた時、モニターに映し出されていた局面図で羽生王座が93手目に63金とした場面である。

予定通り3時に振り飛車党の二人が矢倉の解説を務めますとの久保九段の挨拶とともに始まった。
午後4時より福崎九段と香川女流王将が登壇。相変わらずユーモアを交えて解説らしき?ことをされた。
午後4時半より5時まで大石六段と宮本四段が実に真面目に?解説をした。
午後5時より久保九段と室田女流初段が再登場して解説を継続。
午後6時より一時間の夕食休憩に入るのでその局面が次の一手として出題された。
このころには入場者が250人以上は超えている感じがした。関西将棋フアンの熱気が伝わってきます。


上記写真が次の一手とされた局面(102手目の後手の指し手)。
候補は三択。「32金」、「71歩」、「その他」の中から選ぶことになった。

私は「その他」を選んでいた。午後7時再開後、すぐに豊島七段は66歩と指した。
正解者が約100人超えで羽生王座と豊島七段の扇子20本が抽選された。
私は羽生さんの扇子が当たった(確率2割)。来年の詰将棋解答選手権の賞品に流用しようと思っている。

その後も解説会は続き、対局そのものは午後9時過ぎに、羽生王座が121手で難解な終盤戦を制して開幕局をものにした。

羽生vs豊島.kif 直