2月2日標記のイベントが関西将棋会館で行われた。
午前10時から午後5時までの時間帯で、そのイベント内容は女流棋士4名による選抜トーナメント戦をメインにしてその他のプログラムはトークショウ、指導対局、ガチンコ10秒将棋、などより構成される。
出場棋士は福崎文吾九段、山崎隆之八段、香川愛生女流王将、村田智穂女流二段、長谷川優貴女流二段、室田伊緒女流初段、室谷由紀女流初段、北村桂香女流2級、山根ことみ女流3級、高浜愛子女流3級の10人。
メインのイベントであった選抜トーナメントは次の組み合わせによる。
香川愛生女流王将 vs 室谷由紀女流初段 (二十歳対決)
長谷川貴女流二段 vs 北村桂香女流2級 (高校生対決)
以上2局が午前中に行われて午後に決勝戦が行われた。
香川・室谷戦と午後の決勝戦の2局を紹介する。
まず、香川vs室谷 戦
途中図より中盤の応酬が続き、なかなか見応えのある終盤戦であった。
次に、長谷川vs香川 戦
途中図より、角交換後に後手は44に角を打ち据えてから、振り飛車の美濃囲いを飛角銀歩で頭から攻めつぶす絵にかいたような寄せを見事に決める。