ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

関西駒の会

1月中旬に女流名人位戦のために出雲市へ行った時のことである。前夜祭会場のテーブル席でたまたま関西駒の会メンバー3名の方々と同席した。初対面とは云え、話しが弾み、縁あれば又の再会を約束した。


 2月2日の創棋会例会や駒桜のイベントがある日の前日に駒の会の例会が関西将棋会館で行われることを知ったのでさっそく客員として参加したのである。2月1日午後、例会開始から1時間ほど遅れて着いた4階「錦旗の間」ではすでに15名近くの人であふれていた。部屋の奥では高浜愛子女流3級が指導対局をおこなっていた。出雲で顔なじみとなったH氏を発見して一安心。


 この会は今回第39回の例会日となるが、年に4回(2・5・8・11月)開催されており、もともと駒作りの会がほったんであり、現在は駒を作るばかりではなくて、将棋の駒が好きな人、一般的に将棋が好きな人をも対象として門戸を広げているようである。メンバーが作成した駒は先日の女流名人位戦(出雲)で使用されており、過去にも倉敷藤花戦、棋聖戦などのタイトル戦でも使用された実績をもつ。したがって、関西を中心としたプロ棋士との交流も会として盛んである。


掘り駒、掘り埋め駒、盛り上げ駒など日頃私が思っていた疑問点も含め、多くの駒作りを経験した方々のお話しを直接お聞きすることができて大変有意義であった。夕方から行われた打ち上げ会にも参加して将棋一般の話題を中心にさらに会員の方々と親交を深めることができました。