現、伊藤真吾四段の三段リーグ時代の棋譜より。後手、穴熊に組み上がってから果敢に攻める。54手目の飛切りなどがあざやかに決まる。先手の陣形の弱点?をついたとは云え、どうして飛角桂香だけで攻めが続いたのだろうか、そのことに思わず感心してしまうのである。
▲95歩 ▽15歩 ▲同歩 ▽35歩 ▲同歩 ▽25桂 ▲48銀 ▽46歩 ▲同歩 ▽同飛
▲47金左 ▽同飛成 ▲同金 ▽55歩 ▲67銀 ▽15香 ▲同香 ▽37歩 ▲同桂 ▽46歩
▲同金 ▽37桂成 ▲同銀 ▽59角 ▲38飛寄 ▽25桂 ▲26銀 ▽77角成 ▲68香 ▽37金
▲同銀 ▽同桂成 ▲同飛 ▽25桂 ▲47飛 ▽68馬 ▲34角 ▽44香 まで80手で後手の勝ち