ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

秋の夜長に挑戦(懸賞詰将棋)の解答

11月1日付けブログで出題した詰将棋の解答です。

<正解手順>
23桂 22玉 11角 12玉 22金 同銀 同角成 同玉 11銀 23玉
22金 同金上 同銀成 同金 32銀 同金 13金 33玉 23飛 同金
同金 同玉 22金 13玉 12金 23玉 22飛成 まで27手詰。


<短評>
*駒を気持ちよく切っていき、最後は12金が痛烈。最初、23桂が
邪魔駒だったのに最後は必要になるとは将棋は面白い。
*取らせて取って、また取らせ。段々、盤上の駒が消えていきます。
もう少しで清涼詰、惜しいな。
*飛車を切る順や頭金を狙う順を考えていました。


<正解手順>
 22角 24玉 42馬 33金 同馬 同桂 同角成 同銀 25金 同玉
17桂 24玉 26龍 13玉 25桂 24玉 33桂成 25金 34成桂 同玉
35歩 同金 45銀 同玉 46金 同金 同龍 34玉 35金 まで29手詰。

<短評>
*龍の力の凄さを感じました。最終局面で龍が元の位置に
居るのが面白い。
*32金引と指したら13玉と逃げられ困ったとか。
ここは21金と指すほうが簡明と思うのですが?
*一間龍の形を作る前に角2枚を捌ききるのがポイントでしょうか。


<正解手順>
 22金 13玉 46角 24香 同角 同歩 23金打 同銀 同金 同玉
35桂 13玉 22銀 12玉 13香 同桂 23桂成 同玉 33銀成 同金
24歩 同玉 35銀 23玉 24歩 12玉 22桂成 同玉 33馬 同玉
23金 まで31手詰。

<短評>
*最終局面がさっぱりしていて気持ち良いです。
*34桂打と王手をしたら相手は12玉と逃げました。
13玉と逃げたらたぶん勝っていたのに残念ですね。
*気持ちよく捌けますね。駒交換は嫌味には感じませんでした。

<総評>
*3題とも実戦的手順で堪能しました。
*秋の夜長に詰将棋、1晩1題のノルマで解きました。
でも、解答書きは学校の宿題と同じでいつも切羽詰らないと出来ません。


*メール解答を頂いた方は4名で全員全問正解でした
*いつもより解答者が少なく、中編作をいっきに3題も出題するのはあまり好ましいことではなかったと少々反省しています。
*次回は新春1月にバランスのとれた手数の作品で立ち上げたいと考えています。