ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

日めくり詰め将棋カレンダーを考える

  項  目    実質応募者   延べ応募作品数    投稿条件
 詰めカレ2008    156人      600作品       ?
 詰めカレ2009    261人      930作品       ?
 詰めカレ2010    269人      800作品      1人10作まで
 詰めカレ2011    272人      650作品      1人5作まで
 
 日めくり詰め将棋カレンダーは平成20年分に始まって、平成23年分が既に販売完了に近いので、LPSAの事業として順調に進んでいる。この「カレンダー」と「どうぶつしょうぎ」の開発(LPSA所属中における二人による)は、LPSAのアイデアあふれるヒット商品だと私は思っている。
 私は平成22年分と平成23年分にそれぞれ1作投稿し採用されている。私は詰将棋界におけるセミプロ的立場?にあるので、初心者の領域を荒らしてはいけないと思い、投稿は1作だけにした。
 然しながら、上の表をご覧いただくと分かるように、実質応募者は初年度の156人は仕方がないとして、その後の3年間は200人台後半で365人(365日)に届いていない。応募条件を一人一作に限るとしたら、当然カレンダーはできないわけである。また、3年間に人数が横ばいというのも気になる。指し将棋の普及以上に詰将棋人口の増加はより難しいものであるとつくづく感じる。
 10月8日付のブログでも掲載したように、私が思い描く詰め将棋カレンダーの理想の展開は、なかなか実現が難しそうである。
本日の詰将棋:5手詰