ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

詰将棋パラダイス・小学校担当業務

 平成21年1月号より詰パラ小学校の担当を引き受けて今月末で丸2年となる。詰パラの担当業務は本来、詰パラ編集部より依頼があるものだが、私の場合は小学校前担当者より直接、話しがきた。そのころ、彼の担当も10年近くに及び何といっても彼自身がマンネリを感じていただろうし、終盤はその文章の端々からアップアップしていることが時折読み取れてもいた。
 私自身、過去8年6ヶ月の詰パラ担当歴があったものの20年近くのブランクがあったので少々不安はあった。然しながら、同じ九州人として、ここは一肌脱がねばならないと思い引き受けることにした。小学校は他校と違い150通前後の解答があり、その採点等にやや苦労はするものの、それは時間が解決してくれる。実は不安というか、意外と神経を使うのが選題の言葉なのである。毎月、「作品、送れタノム」では、あまりにも能がない。できるだけ将棋全般に対して、しかも普遍的なテーマで書き続けることができるだろうか? 幸い、私は詰将棋に限らず、指し将棋のほうも楽しむタイプだったので、これもなんとかクリアーできるような気がしてきた。こうやって、担当業務が始まったが、定年退職後でもあり毎月解答の束が編集部から送付されてきてから、突発的な家事の雑用がない限り、3日ないし5日で原稿作成して編集部へ発送するという一定の流れが現在のところ続いている。
 さて、11月5日付のブログ(詰パラ小学校・39年間の歩み)でも触れたように、過去の小学校担当者は一部例外を除いて1〜2年で担当交代している歴史というか実態がある。中長期的な視点で詰パラの将来を考えると、できるだけ有能な若手の書き手を育てておきたいというのが私の持論でもある。そういったジレンマを抱えつつ、平成23年の1年間はとりあえず継続しながら機会があれば編集部とも真剣に話し合ってみたいと思っています。
本日の詰将棋:5手詰