ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

九G(詰将棋九州グループ)例会参加記

 8月23日に博多で開催された九G例会へ行ってきた。
 今回は8月21日の王位戦第4局大盤解説会へ行った関係で、そのまま博多へ2泊してこの例会へ備えた。
 ブログの更新もあったので、ノートパソコンを持参した。せっかく、パソコンを持ってきていたのでT氏より同一作検索の仕方を教わった。いつも自分では途中でとん挫していたが、人に教わることによって、長年の疑問が一気に氷解した。昨年まで詰パラ小学校の担当をしていた頃に、自家薬籠中の物とすべきだったが、あの5年間は私自身の長年の経験と勘によって投稿作をみてきたように思う。現代短編詰将棋の世界で同一作を出さなかったことが、今となっては奇跡に近いことのようにも思えてきた。


1 参加者 8名
   岩本、石川、太田、倉掛、酒井、利波、千々岩、八尋

2 課題作「11香、21桂配置から2手動かした形をふくむ作品」は 6作品が集まった。
  うち3作品が推敲の余地ありと云うことで、作者再検討のうえ酒井氏に報告することにした。

3 今回は仲間内での指し将棋を控えて、課題作の検討等に終始した。

4 今回の九G作品展の結果原稿は千々岩氏にお願いすることになった。

5 次回の例会開催日は平成27年1月11日と決定した。
  課題作のテーマは酒井氏より「中合、捨て合を含む作品」と云われたが、彼自身の意向により変更の可能性あり。       

6 2次会は7名でいつもの居酒屋へいった。
 例によっていろんな話題で盛り上がる。
 香龍会の世話人でもあるI氏に9月4日(土)に静岡でJT杯があるので、翌5日に香龍会の例会をしてくれたら、その日に名古屋へ寄れるかもしれないと申し上げたら、指し将棋の情報はさっぱり分かりませんという返事がかえってきた。人は自分に関心がないことには無頓着でいることができるものだ。世の中の仕組みがそうなっているからそれはそれで結構なことである。さて、翌日8月24日には四国(香川)で詰将棋の会合(詰四会)が開催されるが、この会合にI氏を含めてお二人が行かれるそうだ。この2日連続の県外組の行動力には敬服の至りである。