2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧
2月17日にマイナビ準決勝戦の一つが開催された。 加藤桃子女流3段vs香川愛生女流4段の一戦。 後手番の香川さんが3間飛車に振った。 むずかしい中盤の攻防でしたが71手目73角と打たれてからは寄せきられてしまった。70手目27飛成がどうだったか…
書店で引きつけられるように手にしたのが標記の単行本。 著者は英文学者で上智大学外国語学部教授の小川公代さん。 「ケア」とは近年では介護という言葉を思い浮かべるが、ここでは育児もそうであるように「他者のニーズに応える行為」という広い意味でつか…
西山女王に挑戦を決める第16期マイナビ本戦の準決勝の一局が2月10日に行われた。 甲斐智美女流5段v山根ことみ女流2段の一戦。 先手3間飛車vs後手向い飛車の相振り飛車となった。 下記途中図は昼食休憩に入った時の局面(後手が64手目65歩と指した…
芥川賞の発表号の文藝春秋は入手するようにしている。 その3月号に俳優の佐藤浩市さんと羽生善治9段の対談記事が見開き2ページで掲載されていた(三井住友信託のPR記事の一環)。 タイトルが「経験値を次の一手にかえてゆく」。 その中より一つの問答を…
2月8日に第81期B2順位戦の9回戦が行われた。 そのなかより、高崎一生7段vs藤井猛9段の一戦。 先手向い飛車vs後手3間飛車となった。 振り飛車党同士の一戦はひそかに相振り飛車を期待するものだ。 しかし、こういうカードは妙に振り飛車を牽制し…
2月5日に第49期女流名人戦第3局が「関根名人記念館」で行われた。 2連敗してカド番となった伊藤沙恵女流名人の戦いぶりを注目していた。 第3局は先手が伊藤さんで後手が挑戦者の西山さんだ。 午前9時より中継サイトをみる。 先手の初手は26歩であっさ…
標記のタイトルの本が1月に出版された。 著者は冨田誠也4段。 なかなか良い本だ。ここまで研究成果を公表してもよいのかと思うくらいだ。 実戦棋譜の併記なしでまとめあげたことも素晴らしい。 時折、居飛車党の棋士が振り飛車の本を出すことがあるが妙に説…
2月2日第81期C2順位戦9回戦が行われた。 そのうちより、先手山本博志4段vs後手田村康介7段の一戦。 先手はよく指すいきなり3間飛車、後手もほどなく3間飛車で応じる。 玉の囲いは先手が居玉に後手金無双。 序盤早々、後手が攻めるので先手は金銀桂6枚が…
1月30日に第3期女流順位戦A4回戦が複数おこなわれた。 そのなかより、伊藤沙恵女流名人vs上田初美女流4段の一戦。 先手向い飛車vs後手3間飛車の相振り飛車となる。 先手の伊藤さんが時折みせる裏芸ともいえる相振り飛車である。 なんと67手の短手数で伊…
新しい年の到来もはや1ケ月が過ぎました。 アベマTVなどの中継も最近はすっかり「相掛かり」などの将棋が多く観る将棋の方も気力がわきません。そういうときはYouTubeで将棋ウオーズの振り飛車アーカイブをよく見ています。 振り飛車そのものの対局が少な…
1月1日分:12銀成 24玉 23角成 同玉 22飛 まで5手詰 1月16日分:73桂 同銀 81飛 71桂 72銀 同玉 83桂成 同桂 71金 62玉 61金 72玉 71飛成 まで13手詰