ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

三間飛車名局集

将棋戦型別名局集として、「三間飛車名局集」が先ごろ発売された。 「穴熊」、「四間飛車」、「矢倉」に続いてのシリーズ第4番目の出版である。 5月6日付の当ブログで大野流振り飛車のことを掲載したので、この本のことに若干触れてみたい。 収録された棋…

「関西駒の会」の例会訪問

「関西駒の会」は2ヶ月に1度の割合で、関西将棋会館にて定例会(今回は5月14日)を開催されている。 詰将棋の会合「創棋会」と似たような感じの活動状況である。 関西を訪れたとき、日程が合えば両会合とものぞいてみることにしている。この会は文字通り、…

一流の将棋はやはり難解

5月13日は名人戦第3局の二日目である。 昨日、せっかく姫路市まで来たので、足を延ばして大阪に来た。 やってきたのは夕方、6時からの関西将棋会館での大盤解説会である。 幸いなことにこの夕刻時点では将棋の勝負は決着していなかった。 解説に当たる…

タイトル戦は女流が面白い

5月12日は名人戦第3局(初日)と女流王位戦第1局が開催されました。 九州に住んでいるのに鹿児島ではなく、姫路市へやってまいりました(振り飛車戦観たさに)。 第27期女流王位戦第1局は例年通り、姫路市で行われ、その解説会がJR姫路駅近くの姫…

継承したい大野流振り飛車

大野源一九段が不慮の事故で亡くなられてから37年が経過する。 大野さんは戦後の将棋界で江戸中期以降すたれていた振り飛車をプロの戦法として復活させ、「振り飛車名人」の異名を持っていた。 弟弟子の升田さんも「大野さんの捌きは日本一だ」と絶賛した…

大道詰将棋とミステリー

ゴールデンウィーク期間中はここ数年、いろんな将棋イベントを目当てに関西によく行っていたが、今年はおとなしく長崎に蟄居した。 近所のブックオフでウルトラセール(本20%OFF)をやっていたので覗いてみた。 文庫本を20冊余、購入した。そのうちの…