ストンリバーの日記

「詰将棋パラダイス」同人作家が語る将棋一般ブログ

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

準備着々、長崎しおかぜ総文祭

長崎県庁の広報誌「県民だより」6月号に「2013長崎しおかぜ総文祭」の特集記事が組まれた。 囲碁将棋を始め24部門あるが、今回は各部門の紹介はほとんどなかった。 来月号で将棋の紹介記事が掲載されたら、このブログでも広報したい。

第54期王位戦開催日程決まる

第54期王位戦の挑戦者決定戦が5月29日に佐藤康光9段と行方尚史8段の間でおこなわれ、行方8段が勝ち、タイトル戦初登場となった。それを受けて、羽生王位との王位戦7番勝負の日程が公表された。 第1局 7月10・11日(水・木) 銀波荘(愛知県) 第2局 7月23・2…

北九州将棋フエステイバル・補遺

今年の3月23・24日に小倉で開催された第21回北九州ハイビジョン将棋フエステイバルについては、私も行ってきたのでその内容については私のブログ(3月26日付)にて紹介していたところです。 そのイベントのプログラムの一つとして「永世名人対談」というの…

好手連発、ニコニコ動画etc

週刊将棋(5・29号)より *棋聖戦5番勝負がニコニコ生放送で中継 6月4日に開幕する第84期棋聖戦は羽生善治棋聖vs渡辺竜王の3冠王対決だが全対局が完全生中継される。 第1局6月4日 第2局6月22日 第3局7月6日 第4局7月17日 第5局8月2日 *あさって(30日)…

文部科学大臣杯第9回中学校将棋団体戦長崎県代表決定戦

標記大会が5月26日に長崎市の三菱重工記念会館で開催された。 その結果は次の通り。1位 青雲中学A 2位 佐世保北中学 3位 広田中学*参加チーム数は7チームでした。*優勝した青雲中は来る7月24日に大阪市で開催される全国大会へ出場する。

第26回全国高等学校将棋竜王戦長崎県代表決定戦

標記大会が5月26日長崎市の三菱重工記念会館で開催された。 その結果は次の通り。1位 吉丸幸大(佐世保高専3年) 2位 瀬戸川智香(長崎西高2年) 3位 有田光祐(長崎西高1年) 平元気(佐世保工業3年)*参加人数は21名でした。*優勝した吉丸さんは8月22…

JT杯、今年はどこへ行こうかな

平成25年度のJT杯(将棋日本シリーズ)は来月から15日の熊本対局を皮切りに半年間の熱き闘いが始まる。 公開対局の上、開催地も固定化しているので将棋フアンとしては楽しみなイベントである。 トーナメント表を見ていると振り飛車が期待できるような組み…

女流王位戦に行ってきた。

第24期女流王位戦第3局は22日福岡県飯塚市の旧伊藤伝右衛門邸で行われた。それに先立って、前日の21日には、のがみプレジデントホテル(飯塚市)にて前夜祭が開催された。1 前夜祭の流れ *飯塚市副市長(タナカ氏)挨拶*西日本新聞社(主催紙)挨…

ストンリバーの「相振り好局選」10−9

田丸昇八段vs田村康介六段 第30回早指し戦田丸八段の相振り飛車の戦い方は個性的である。 玉の囲い方が通常とは逆が多い。本局は中住まいである。一方、田村六段は早指し、剛腕のイメージが強い棋風である。 本局でもその看板通りの戦い方を披露してくれて…

AERA(アエラ)

AERAは朝日新聞出版が発行するところの、「時代」をキーワードに独自の切り口で描くニュース週刊誌である。その5月20日号に見開き2ページで写真の如く中村太地六段が登場した。昨年は棋聖戦の挑戦者にもなる活躍をみせた中村太地六段。 写真は「人間将棋…

ふれあい三世代交流将棋大会

第10回長崎県ねんりんピックの選考会を兼ねた標記大会が長崎市の長崎県勤労福祉会館で5月19日に開催された。 参加者数はネンリンピック 37人 A級12人 B級 20人 C級 24人 子供 7人 のトータル100人。 各クラス5回戦(スイス式)で順位を決定した。その結果…

高校総合文化祭将棋選手権大会

標記大会が長崎県西彼杵群時津町の東部コミュニテイセンターで5月18日に団体戦、5月19日に個人戦が開催された。 団体戦は参加校は6校11チーム、33人で個人戦は男子が10校38人、女子が2校2人でした。 大会結果は次の通り。団体戦:1位 青雲(駒井…

図書館戦争、菅谷北斗星

現在、封切中の映画「図書館戦争」を観に行った。 この映画は4,5年前にアニメ動画にて観ていたものである。その時の印象は二つのことを当時の私に思い出させた。 一つは、古くは紀元前、中国の秦の始皇帝による書物を燃やした思想弾圧の「焚書坑儒」であり…

SPA & 別冊少年マガジン

週刊SPA5月21日号と別冊少年マガジン6月号に渡辺竜王のインタビュー記事と対談記事が掲載されている。週刊SPAはちょっぴり大人の記事が多い週刊誌である。3月にアサヒ芸能が3週間連続にわたって、羽生vs渡辺の記事が掲載されたことはこのブログでも…

第24期女流王位戦第3局は九州で

女流王位戦の第2局は去る5月9日に挑戦者の甲斐智美女流4段が女流王位の里見香奈女流4段に勝ち、これで1勝1敗となりシリーズとしては俄然面白くなった。 私はどちらかの肩を持つわけではなく、ただ振り飛車の将棋が好きなだけである。特に、女流の相振り飛…

名人戦大盤解説会(長崎会場)

第71期名人戦第3局全国大盤解説会の長崎開催分は5月11日(土)に三菱記念会館で(無料にて)岡崎洋六段を迎えて行われた。 日本将棋連盟のHPを拝見すると、この大盤解説会は全国47カ所で開催され、名人戦の対局日に合致する10日(金)に開催されたのが31カ…

ストンリバーの「相振り好局選」10−8

小池祐樹三段vs北島忠雄六段 14回若駒戦第1図は先手小池三段が66銀と指したところである。ここから後手は歩の使い方の巧みな運用で寄せていく。 ▽56歩 ▲同歩 ▽68歩 ▲57銀 ▽69歩成 ▲46歩 ▽67歩 ▲同金 ▽44歩 ▲85歩 ▽同歩 ▲84歩 ▽72銀 ▲55歩 ▽45歩 ▲同歩 ▽58…

結局将棋が強いのはどっちだったのか?

電王戦 舞台裏レポート PCやスマホを始めとする電子機器の情報誌である「週刊アスキー」をご存じの方は沢山いらっしゃることと思う。その5月21日号に標題の記事が見開き2ページにて掲載された。 電王戦の結果についてはその棋譜やCOMの技術的な面など…

将棋の旅イン関西

森一門会(5月3日) 3年ぶりに開催された森信雄一門祝賀会へ行ってきた。当日の午後は16名のプロ棋士による各自3面指しの指導対局が行われ、夕方より祝賀会(出席者数約220人)が始まる。 会場には私を含め詰パラ関係者7名を発見。これも詰将棋得…

ストンリバーの「相振り好局選」10−7

山中和正八段vs脇謙二八段 39期棋聖戦第1図は先手山中八段が71手目42角成と成り込んだところである。先手の玉は俗に「ウサギの耳」といわれるコビンに46歩と垂らされた 形であり、後手がその形を活かした巧い寄せをみせる。 ▽36歩 ▲同歩 ▽45銀 ▲64歩 ▽62金…